シトルリンの副作用とは

シトルリンはその性質や体内の働きを見る限り、非常に安全性の高い栄養素であり、過剰症の報告もありません。したがってほとんどの人に対しては副作用の心配のない栄養素と言うことができますが、一方でシトルリンによって健康被害が発生する可能性のある体質や健康状態と言うのも存在します。そのため、シトルリンを飲まない方がいいケースについても知っておく必要があります。

 

まず、シトルリンサプリメントを絶対に摂取してはいけない人として、シトルリン血症を患っている人が挙げられます。これはシトルリンを分解する酵素が少ないために血中のシトルリン濃度が高まり、また尿中にも高濃度のシトルリンが含まれることからシトルリン尿症とも呼ばれます。これを患う方がさらにシトルリンをサプリメントなどから多く摂取するといっそう血中濃度が高まることとなり、大変危険な状態に陥ります。とは言え、これを患っている人はシトルリンを多く含むスイカを食べてはいけないなどと説明を受けていると思われますので、知らずにサプリメントを飲むこともないはずです。

 

また、シトルリンは一酸化窒素の生成を促し、一酸化窒素は血管を間接的に拡張することで血流を改善するのですが、元々血圧の低い人にとってこの働きはさらなる低血圧を呼ぶ可能性があります。特に低血圧の酷い人はシトルリンなどの摂取によって失神したりする可能性さえあるため、シトルリンやL-アルギニンなど一酸化窒素の生成に関わる遊離アミノ酸を多量に摂取してはなりません。